朝倉市O様邸｜②屋根塗装｜ファインパーフェクトベストで丁寧に3回塗り

こんにちは！福岡県久留米市の塗装店・トクナガペイントです。

前回に引き続き、朝倉市O様邸のレポートです。

今回は住宅の屋根塗装の様子をご紹介！

屋根材、シーリング処理した板金部分を塗装

O様邸はスレート屋根で、施工前は経年劣化による色あせが顕著でした。スレート屋根材は10年ごとに塗装するとよいとされており、まさにベストタイミングです。

前回、板金シーリングも修繕したので準備は万端です。早速塗装していきましょう！

透明なシーラーでスレート屋根を保護

劣化したスレート屋根にそのまま塗料を塗ってしまうと、塗料を吸いこみすぎて色ムラの原因となります。そうした不具合を防ぐために必要なのがシーラー（下塗り材）の塗布です。

シーラーを塗布する理由

• 塗料の密着性がアップ
  シーラーはスレートの表面に浸透して微細な凹凸や毛羽立ちを整える役割があります。
  これにより、上塗り塗料がしっかり密着し、塗装の剥がれやムラを防ぐことができます。
  
• 吸い込みムラを防ぐ
  スレートは水分や塗料を吸いやすい素材です。
  シーラーを塗っておくことで、塗料が均一にのる下地を作り、仕上がりがきれいになります。
  
• 耐久性・防水性の向上
  シーラーが下地を保護することで、上塗り塗料の効果を長持ちさせることができます。
  結果として、スレート屋根全体の防水性や耐久性もアップします。

屋根板金も同じ色で塗装

屋根の塗装が終わったら、屋根板金も塗装していきます。こちらは金属製のため、下塗りでサビどめを塗布しました。
※サビどめなしで塗装してしまうと、早期にサビが広がってしまいます。

サビ止めを塗らないとどうなる？

• 錆が発生しやすくなる
  板金は金属なので、雨や湿気にさらされると表面が酸化してサビが発生します。
  サビは見た目だけでなく、板金の強度を徐々に弱めます。
  
• 雨漏りや屋根の劣化につながる
  サビが進行すると板金の穴あきや変形が起きやすくなり、雨水が侵入して雨漏りの原因になります。
  また、板金の下地やルーフィングにもダメージを与えることがあります。
  
• メンテナンス費用が増える
  サビが広がってから塗装や交換を行うと、塗装だけで済まず板金の交換が必要になることもあり、費用が高くなります。

屋根板金の外れ、浮き、サビなどは雨漏りにつながりますので、定期的な点検をおすすめします。

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軒先板金は細いハケで塗装

最後の仕上げに、軒先板金も塗装します。塗装箇所がほそいため、ハケをうまく使って丁寧に作業しました。

こうした細かな部分も手を抜かずに仕上げるのがトクナガペイントのこだわりです。

軒先板金（のきさきばんきん）とは？
屋根の一番下の端（軒先）に取り付ける金属製の部材です。雨水が屋根から外壁や軒下に直接流れ落ちるのを防ぎ、屋根材の端を保護する役割があります。雨漏りや軒先の劣化を防ぎ、屋根の耐久性を高める重要な部材です。

ツヤがあり、細部まで美しい仕上がりに！